牧師のブログを再開しました。

11月7日(水)「ユダヤ人迫害 向き合う仏」「収容所跡を次々記念館に」という見出しで朝日新聞朝刊にフランスがドイツと同じようにユダヤ人迫害を行ったという記事が掲載されました。
それは、1940年6月ドイツに敗れたフランスは首都をビシーに移し対独協力政権を作り、「反ユダヤ法」を制定し、ユダヤ人の迫害を行った負の遺産を正面から向き合うオランド政権に関する記事でした。
時を同じくして「サラの鍵」をDVDで観ました。この映画は、2006年に出版されたタチアナ・ド・ロネの小説を原作として2010年に公開されたフランス映画です。

 夫と娘と共にパリで暮らすアメリカ人女性記者ジュリアが祖父母から譲り受けて住んでいるアパートに、1942年のヴシー政権によってユダヤ人達の大量検挙事件の時、検挙されたユダヤ人夫婦の10歳の娘サラを探す物語が主なすじとなっています。
そこには非人間性の残虐性と悲しみと痛み、真実をひたすら追い求めるものの苦しみと、真実に出会ったものの慰め等が描かれていました。
あらためて、人間の罪深さとそこからの赦しなくして生きられない人間を見出すことになりました

もみじに映える妙義山

「もみじに映える妙義山これは上毛カルタ(郷土かるたで、群馬県の土地、人、出来事を読んでいる)一枚です。
群馬に住んでいる一人として、秋の紅葉時期毎年一度は行きたい所です。
昨日、忙中に閑あって三人でドライブにいきました。「かるた」で読まれているとおり、妙義山のふもとには奇岩とともにそのもみじが赤く映えるさまは美しいものでした。帰り道、「ねぎとこんにゃく下仁田名産」と歌われている通り「こんにゃく博物館」によって、こんにゃく無料のバイキングを楽しんできました。
一番おしかったのは、玉こんにゃくのおでん風の煮付けで、二番目は、やはり白こんにゃくと黒こんにゃくの味噌田楽でした。
珍しいところでは、こんやくラーメン、レバー刺しこんにゃく、米こんにゃくをシロップにいれたデザート等、めずらしくもあり、大変おもしろい博物館でした。

飛行船

先日、館林方面を車で走っていると上空に飛行船が飛んでいました。ゆっくり機体が動いて全くスピードを感じさせません風船のようにふわりふわり浮いてように見えました。この写真で見えますか。注意深く探しませんと見つかりませんね。あまりにもゆっくりなので車で走っている自分がタイムスリップして昭和の初期に帰った気分がしました。もっとユックリしたライフスタイルに変える必要を感じました。しばらく、車を止めて飛行船を眺めてぼーとしていました。せめて今日だけはゆっくりしよう。
詩篇42篇4節
私はあの事などを思い起こし、私の前で心を注ぎ出しています。私があの群れといっしょに行き巡り、喜びと感謝の声をあげて、祭りを祝う群集とともに神の家へとゆっくり歩いて行ったことなどを。

マッチ箱

11月3日 教会の方々と群馬のたくみの里、猿ヶ京にある赤谷湖、月夜野ビードロパークを見学してきました。
 たくみの里は昔の須川宿を整備したものだそうで、この宿は上州の沼田から越後の湯沢へと通じる街道筋にあり、明治の初めまでは三国街道はここを通っていたそうです。明治7年に新しい道が川沿いに開かれたため須川宿を街道がとおらないことになってしまったそうです。
 江戸時代初期の記録によると宿場通りの長さが300間、これに直角の短冊形の宿が49軒あったといわれています。
それからほぼ200年後の明治の初めでも戸数は全部で54軒であったらしいのですが今は数件といったところでしょうか。

 街道筋に残っていた民家を利用していろいろな工房が店を開いており、ゆっくりのんびり街道を歩き、幾つかの工房を見学しました。
その中にマッチの絵の家がありました。
昨年の11月、群馬県立近代美術館のある群馬県民の森公園に行きました時に購入した、マッチの箱の形をしたドイツ製のパズルがありました、小さな小さな木が素材のパズルです。その時二個購入してきました。さらに今年、たくみの里のマッチの絵に置いてありましたので、2個購入し合計4箱になりました。これから販売しているものを全て集めることしました。蒐集がたのしみになりました。

ご紹介しましょう。

ばらばらに崩して、さあー挑戦です。

小さな三角形をした積み木で何を作りますか。

木地のままのいろいろな形をしたものを組み合わせていくものです。

この素材で下のような町ができます。

どんなパズルでも解くのが好きでついつい買う癖があるようです。それは自分の人生を歩くようだからです。
神様の摂理に私の人生も合わせられているのです。一つ一つの素材、私の人生では事件や経験ですが、これらのパズルのようにぴったりはまっているのがどこか似ているので面白いと思います。

新しい住人

今日は我が家の新しい住人を紹介します。
最初は熱帯魚のプラティー俗にミッキーというそうです。尾の黒い部分がミッキーマウス似ているのでそう呼ばれているそうです。

もう一組ご紹介します。
三色めだかです一匹は赤色をしています。二匹目は白い色をしています。三匹目は普通の色、あえて言えば黒い色をしています。


ジーと画面を見ていると三匹移っているのが解りますよね。右に黒、左に赤、下に白です。見えますか?。
小さな動物ですが、飼い始めると楽しく、毎朝ついついお早ようと声をかけている自分に驚きました。
朝の挨拶がおわると早速朝食の時間です。三種類の餌尾を食事として順番に与えています。なんでもプラティーは繁殖しているみる大家族になるそうです。めだかもそこそこ増えるようでう。そんな日が来るのを楽しみしています。
四人の子供たち巣立って家を離れ、妻と二人になった今、時に大勢というのは懐かしく楽しいものだと思えます。あなたのご家族はお元気ですか。

実りの秋

 今年は色々な方からお誘いを受け、様々な果実を収穫する機会を与えられました。
先ず最初はざくろです。おそば屋さんの裏庭になっていました。長い棘があってチクチクとさされながら収穫をしました。10㌔の袋3つに一杯になりました。
二番目は、柿です。これは群馬の田舎に親戚で収穫しました。あまり沢山取れませんでした。それは、まだ、甘さが少なく時期が早すぎたからです。
三番目は、栗です。
ナベ一杯にとれました。なんでも、この栗はその家でも一番大きくて、甘い栗だそうです。
四番目は、シイタケです。これはほんのチョットトしか取れませんでした。どうも一度収穫したものをほおって置いた木から、再び生えたようです。




最後は、栗を収穫した後、ある食堂でお昼を食べました。丁度店主の知り合いがご自分の家で毎年採れる大きなあけびを持ってきたところでしたカウンターの上で記念に一枚撮りました。割り箸を大きさの目あすとしました。
どうです。大きいでしょう。
秋の実りを体験したのは久しぶりです。この心のときめきを誰かに教えたくなりました。信仰の実を刈り取る時、もっともっとワクワクするような経験なのでしょうね。

電動自転車

我が家には俗に言うママチャリ1台、折りたたみ式自転車2台、そして、私の愛車であるマウンテンバイク1台の合計4台があります。
ところが、さらに1台増えました。ある方からS社電動自転車をいただいからです。少し古いタイプ電動自転車でバッテリーも最新の電動自転車と比べると約倍位の大きさで、いかにも電動自転車という感じです。
早速約3時間位かけてバッテリーに充電をして、乗り出してみました。エンジンによる50ccのバイクのように、ただ座っていれば良いというわけにはいきません。普通の自転車のようにペダルをこがなければなりません。出だしはモーターが作動するらしく、最初の踏み出しはとっても楽でにスウーと走り出しますが、4・5回ペダルを踏み込んだ後は、それほど楽な感じはなくなり、足には普通の自転車のような抵抗感があります。しかし、少しゆっくりになったり、坂道を走る時、ペダルを踏み込むとモーターの作動を感じ、グゥ、ググゥーと前へ進み足の負担は大変楽になる感じです。
 そんわけで、しばらくバッテリーの充電時間と走行距離の関係、そして、放置した場合のバッテリーの自己放電時間を知りたいと思い、何日か電動自転車を乗ってみました。その結果相当バッテリーが弱っていることを知ることができました。又確かに普通の自転車よりも軽く進むことの楽しさを知りました。
 この年になると、何か特別な動きをするわけではないのですが、時々体の疲れを覚えるようになりました。この疲れが出ない電動自転車のような補助機械や器具があったら大変便利かなと思います。
 人は体の疲れもさることながら、もっと本質的な領域である心の疲れを覚えているのではないでしょうか。心の疲れが原因で体に疲れを感じる人は大変多いのではないでしょうか。心の疲れを取り去ることができれば、体の疲れも感じなくなるかもしれません。きっとそうに違いありません。
旧約聖書イザヤ書40章30節、31節に
 若者も疲れ、たゆみ、
 若い男もつまずき倒れる。
 しかし、【主】を待ち望む者は新しく力を  得、
 鷲のように翼をかって上ることができる。
 走ってもってもたゆまず、歩いても疲れな  い。

とあります。
 聖書の神を待ち望むものは、神様から常に新しい力を受けることできます。その人は「走ってもたゆまず、歩いても疲れ」ないのです。
 試乗も兼ねて電動自転車に乗って何日かご近所を走ってみました。ある日、どこからともなく金木犀の香りがしてきた時は、なんともいえないすがすがしさを感じ、うれしくなりました。