お泊り会

8月6日(木)7日(金)教会員の子供達三人と一泊二日の教会でのお泊り会を行いました。三人の中の一人が今年バイブルキャンプという教会のキャンプに参加することになりました。初めて両親と分かれて三泊四日のキャンプに参加するので、練習を兼ねて一泊二日の教会でのお泊り会となりました。私からすると孫にあたるような子供達です。夕飯を食べてから、近所の子供達を交えての小さな花火大会、その後、近くの温泉に出かけました。三人の中一人は男の子でしたから、私と一緒に男子風呂に入りました。
ところが、その子はすでに何回も父親とこの温泉にきたことがあるらしく、低温サウナが気持ちがいいからと私を誘ってくれました。部屋に入ると六人ぐらいが寝られるように設備がされており、少し熱い感じがするくらいの温度でした。横になると昼間の疲れが出てついうとうととし始めました。20分ぐらい横になっていたでしょうか。睡魔から抜け出すと子供が心配になりました。子供はしっかりしたもので、サウナを出たり入ったりしていたようです。保護者としては資格なしといったところでしょう。その後露天風呂につかりながら、その子と家族のこと、毎日の生活のこと、色々とおしゃべりをしました。会話を通して今の子供達は私達が育った頃は経験しなかった沢山のことを既に体験しているためか、語彙も豊富です。会話も結構弾みました。
しかし、私達が育った頃の自然相手の遊びとそこで体験した事柄から推測すると、生活の条件が整えられている時は生き生きと対処できるでしょうが、今の生活を維持できないような環境になった時、その環境に適応していけるのだろうか。順応性が著しく悪いのではないか。ポキッと折れてしまわないだろうか。そんな一抹の不安を覚えました。
「私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」ピリピ4:12
今の子供達に対して、私自身も含めて、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得るような教育や適応力をつける練習が必要かもしれない。そんなことを教えられたお泊り会でした。