多々良沼散策


極寒の1月なのに突然春のような暖かな日となった月曜日、念願の多々良沼に毎年飛来する白鳥を見に行った。一群れ約70羽位がここに、少し離れたところに40羽ぐらい、遠くの対岸に20−30羽、頭を背中に置き休んでいるもの、目をつぶるもの、突然羽を広げの羽ばたくもの、頭を水の中に入れたかと思うと羽をバタバタさせ水浴びをするものがいて、見ていて飽きない。

白鳥はチョットした遊園地などにも飼われていて目にする機会が多い、しかし、ここに移っているようなオナガガモは珍しい、思わずシャッターを切った。

フィールドスコープで見ていると、突然二匹のオナガガモの雄がお互いのくちばしをつつっきはじめた。喧嘩なのか、遊びなのか、よく解らない。バードウオッチングが好きだというぐらいでそれほどカモの習性を理解しているわけではない。

一番珍しかったのはオオバンである。鳥の本で見る限り嘴と額が白い、しかし、多々良沼オオバンの嘴と額はよく見ると白というよりは薄いピンク色をしている。体の黒に近いグレーに実に良く映えて言葉では言い表せない美しさであった。

白鳥は一般に白い羽だがスコープを通して目に入ってくる羽は薄汚れていてあまりきれいではない。白と見えるが、良く観察するとそうでもない。神はイエスキリストを信じた私達をどのように見ているのだろうか。終わりの日、白い衣を着た自分の姿を想像するは難しい。しかし、神の約束は疑う必要はない。そこに、私の希望がある。