イルミネーターだった私


 昨年の暮れ、イルミネーションに関する記事が新聞やテレビで報道されました。ここは何万球、あそこは何十万球とか、飾り付けが過熱するばかりか報道も過熱ぎみでした。今や年末はどこもかしこもイルミネーションです。
そんなある日、新聞で「イルミネーター」という言葉が目に飛び込んできました。イルミネーターとは、イルミネーションをデザインして飾り付けをする人のことのようです。
 実は大間々教会も新会堂を建設してから20年間、アドベンから新年7日ぐらいまで前庭にイルミネーションを飾ってきました。自覚は全くありませんでしたが、写真で見る限り私も立派なイルミネーターといえるでしょう。新会堂を建設した頃は、イルミネーションを飾るご家庭も、企業も、公共団体もあまりありませんでした。

 イルミネーションを飾るきっかけは今から30年位前のことです。聖書とクリスマスツリーとは関係があるといえばありますが、会堂の中に入れるほどの根拠は薄いようです。そこでモミの木を庭に植えればクリスマスツリーを会堂から外に出すことが出来ます。そして、教会の外にいる人々には教会がそこのあることを示すことも出来一挙両得となります。
 1999年新会堂が完成した時、献堂式の中で詩篇1篇を朗読して会堂の前庭にモミの木を植樹しました。
それ以来、毎年モミの木を中心にイルミネーションを飾ってきたのです。それ以来冬空に光り輝くイルミネーションのクリスマスツリーは教会の存在を伝えつづけることとなっています。
今ではこの時期、会堂の近くを通りがかる人々の楽しみとなっているようです。